先週J-wave でかかって気になっていた曲。
知らなかったけど、いい声しています、Busy Signal。しかもfeaturing がMarcia Griffith。
I Threes の一員で、Bob & Marcia のMarcia Griffith。いくつになるんだろう。
ちょっと甲高い声は癖になります。
人の移動とともに侵入する外来種。陸と海からその外来種の現状について研究者に話を聞き、ハワイからタスマニア、SFまでフィールドワークに同行していく、紀行ノンフィクションです。
前
半はハワイが舞台です。主役はミナミオオガシラヘビ。グアムの鳥を絶滅の危機に陥れ、生態系を変えてしまったオーストラリア原産のヘビです。ミナミオオ
ガシラヘビのハワイへの侵入を防ぐ学者たちの試みが詳しく語られます。
その中で著者は、何が外来種か、生物の多様性は何故必要か、ということについて思いをめぐらせます。生態系は均衡するものではなく、非均衡するモデルが今の主流であり、そうなると何故自然保護が大切か、そもそも変動するものが自然ではないか、という
ことになります。では何故自然保護が必要なのか、環境を、多様性を守ることが大事なのかについて、
「守るべき自然のバランスなどというものは存在しない。むしろ人間は自分たちのために自然を守るべきなのである。われわれは、自然からさまざまな思想ー美的、精神的な恩恵や科学的、経済的な恩恵をえているからである」
という主観的、個人的思いが自然保護の最も強固な論拠だという結論に至ります。
後半は海。メイン舞台はSFで、主役はチチュウカイミドリガニ。昔は船により、最近はバラスト水により侵略が促されます(日本でも要注意外来生物に指定!)。陸と違い、海中ではそもそもの手付かずの自然が失われており、元の姿が分からなくなっているという研究者の指摘もあり、海中では何が在来種か、ということを判断するのが難しくなっています。
新鮮だったのが、多様性の概念。多様性にもα多様性とβ多様性があり、αはエリアの生物の種類数の多様性。βはそれを俯瞰した、画一化がどれだけ進んでいるかとい う概念だそうです。αの世界で暮らしているので、生物の種類が増えるということは、それが他の生物を絶滅に追いやらない限り、α多様性は増しますが、画一化が進み β多様性は失われていきます。
著者は「ディスカバー」誌のエディターで、押し付けがましくなく、好感が持てます。400頁を超える本で、読み応え充分です。
しかし本の表紙には、著者名や訳者名よりも解説者(養老猛司)の方が大きいというのはよろしくありません。
あと印象に残ったのが、ローウェルの望遠鏡の話。
アメリカの天文学者ローウェルが1896年、望遠鏡を覗き、金星の表面に運河のようなものを発見したが、他の天文学者が観測しても再び見えることはなく、1903年にローウェルがもう一度見て絵を書き残したが、ローウェル死去のあとも一度も確認されなかった。
最近ようやく、ローウェルの書き残したメモを調べ、望遠鏡の開口部を小さくしたため、それが鏡のようになり、目の網膜の血管が映っていたことが明らかになった...
内側を外側と思い込むこと、見えると思うもの、あるいは見たいを思うものと実際にあるものを混同すること-これはすべての科学者にとって悪夢とも言うべき決定的な錯誤である
確かにこれは悪夢です。科学者に限った話ではありませんが。
最近、無くしたと思ってたけれど見つけた物を1つだけ教えてください。
うまく言葉にできなけれど、あげるとしたら、「仕事に対する“やる気”」みたいなものですかね。
もちろん、これまでもやる気がなかったわけではないけれど、どちらかというと、このまま平々凡々、リストラされない程度に残りの会社員人生を送ろう…、なんてことを頭の隅で考えていました。それまで、所属していた組織にも、少々失望していたし。
それが、幸か不幸か、この10月に組織を移ることになり、もう一踏ん張りやってみるかな、という気になってきました。まだまだ、新しい仕事に対する不安や迷いがないわけではないけれど、ちょっと頑張ってみるかなと思っています。
ま、いつまで続くか判りませんが(www